健康・美容と油の関係 PART3

PART1では油の種類、PART2では油それぞれの特徴をご紹介しました。
美容と油の関係PART3では必須脂肪酸である「オメガ6」と「オメガ3」の関係性と、オメガ3の中でも健康・美容に嬉しい効果が期待されるDHA・EPAについて記していきたいと思います。

Animal and vegetable sources of omega-3 acids as salmon, avocado, linseed, eggs, butter, walnuts, almonds, pumpkin seeds, parsley leaves and rapeseed oil

オメガ3とオメガ6の共通点

体内で合成できないので経口摂取する必要がある=必須脂肪酸である

常温で固まりにくい

酸化しやすい

 

オメガ3とオメガ6の相違点

オメガ3脂肪酸           オメガ6脂肪酸

アレルギー抑制   <->   アレルギー促進

炎症抑制      <->   炎症促進

血栓抑制      <->   血栓促進

血行促進      <->   血液を固める

オメガ3とオメガ6理想の摂取割合

上記のとおりオメガ3とオメガ6は逆の作用を起こすため摂取のバランスが非常に大切です。オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸は1:4で摂取するのが良いとされています。オメガ6はほとんどの調理油や、肉類や卵などたくさんの食べ物(菓子、インスタント食品を含む)に含まれているため過剰摂取になりがちです。食生活の欧米化や魚離れがこれに拍車をかけ、1:10〜40に及んでいる場合もあります。1:4という理想の摂取割合に近づけるためには、調理油の見直しや肉より魚を中心にする食生活を心がけましょう。

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健康・美容に嬉しいオメガ3脂肪酸DHA・EPAの美肌効果

血流UPによるくすみ対策 (くすみの原因は血行不良)

炎症抑制効果による肌荒れ対策 (肌荒れの原因は肌の炎症)

セラミド(細胞間脂質の主成分)合成による乾燥対策 (乾燥の原因はセラミド不足)

 

このように健康・美容に嬉しい効果が期待されているDHA・EPAは青魚に多く含まれています。厚生労働省では、健康維持のため一日1000mgのDHA・EPAの摂取を推奨しています。毎日魚を食べることが難しい場合は、サプリメントで補うというのも方法の一つです。今はたくさんのDHAサプリメントが販売されていますね。選ぶときに考えたいのが続けやすさです。本当に魚嫌いな人はわずかでも魚の臭いがするサプリメントは続けられないでしょうし、価格が良心的でも目標摂取量を摂るために数十粒も服用しないといけないサプリメントもやはり続けにくいと思います。

イオンベール化粧品では魚の臭いが全くしない特許製法の「無臭DHAサプリメント」と、今までなかったパウダータイプの「高濃度DHAパウダー」を販売しています。「高濃度DHAパウダー」は普段の料理に混ぜてDHAを摂取できるので、大きなカプセルが苦手な方や小さなお子様にもおすすめです。

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