石鹸シャンプーのススメ その3

「石鹸シャンプーのススメ」その1では、界面活性剤の種類で分類されるシャンプーの種類とそれぞれの特徴、その2では、「石鹸」という界面活性剤が「洗浄力は強い」「脱脂力は適切」「皮脂残留性は低い」という他の界面活性剤よりシャンプーに適した特徴をもつということをご紹介しました。
今回は「石けんシャンプーの使用感」について詳しく書いていきたいと思います。

初めて石けんシャンプーを試してみると・・・
今、石けんシャンプーは「安心で髪・頭皮のためにも良い」ということが口コミで広がり、試してみる人が増えています。しかし初めて石けんシャンプーを使ってみると
・髪のキシミがひどい
・洗髪後はべたべたする
・乾燥後はごわごわしてスタイリングが決まらない
という散々な感想を持たれてしまうことが多いようです。

まず石けんシャンプーには、市販のシャンプーに含まれがちな髪をサラサラに演出するシリコン剤や合成ポリマーなどが配合されていないため、演出なしの本来の髪の状態がむき出しになります。

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キシミの原因
頭皮と髪は弱酸性に保たれています。対して石けんシャンプーは弱アルカリ性の性質を持ちます。そのため洗髪時には髪の表面が弱アルカリ性になりキューティクルが開いて「キシミ」という現象が起きます。

 

べたつきの原因
今まで使っていたシャンプーによりダメージを受けた髪は、水分量が減って乾燥しキューティクルが傷んで凹凸になっています。この凹凸に石けんシャンプーの脂肪酸が入り込み乾燥後べたつきを感じるのです。また以前使っていたシャンプー剤の残留物がこの凹凸に付着していることもあります。

石けんシャンプーはあきらめないでしばらく使って欲しい
石けんシャンプーを数か月使い続けると、髪と頭皮は本来の健康を取り戻し、今までの苦労は何だったのかと思うほど使い勝手の良いシャンプーに変わっていくことが多いのです。
本来の健康を取り戻した髪や地肌は、洗髪で弱アルカリ性にかたむいても30分ほどで弱酸性に戻るようになります(アルカリ中和能)。とくに酸性リンスをしなくても乾燥後はサラサラになります。
またキューティクルが整うと、石けんの脂肪酸も髪に残らないためべたつきも解消されます。
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石けんシャンプー使い始めのデメリットは時間が解決してくれるのです。
しかしこの数か月が耐えられないという方も当然いらっしゃいます。
そのため、せっかく石けんシャンプーにトライしても断念する人が多いのです。

この現状を踏まえ「イオンベール化粧品」では、一人でも多くの方が継続しやすい石けんシャンプーを作りたいと考えました。石けん素地にアミノ酸系界面活性剤とアミノ酸そのもの(グリシン・プロリン)を加えることで石けんシャンプー使い始めのデメリットを大幅に和らげることが可能となったのです。また「イオンベール化粧水・入浴料化粧品」に含まれている「水溶化亜鉛イオン」も、もちろんこのシャンプーに配合しました。こうして「頭皮環境を整える」「高い洗浄力」「続けやすい」を兼ね備えた「イオンベールアミノ酸石けんシャンプー」が出来上がりました。

石けんシャンプーが気になっている方、そして断念した経験がある方にもぜひお試しいただきたいシャンプーです。

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