76歳、元気の秘訣は鶏胸肉サラダにあり

渡り鳥や回遊魚の長距離移動の原動力といわれているのが、「イミダゾールジペプチド」といわれるアミノ酸です。

「イミダゾールジペプチド」は、鶏の胸肉に多く含まれており、もちろん私たち人間にも存在します。最も疲労が大きく、よく使われる部位に存在し、人間では脳や筋肉に多く含まれています。

「イミダゾールジペプチド」は、抗酸化力が強く、疲労やストレスによって酸化が進んだ部位で効果的に働きます。

鶏のむね肉は、アスリートの間では高たんぱく、低脂質としてお馴染みの食材ですが、実はイミダゾールジペプチドが豊富に含まれているため、疲労回復にも効果的な食材なのです。ですからアスリートが鶏肉を食べるのは実に理にかなっているといえます。

今年76歳になった弊社代表の春原(すのはら)は、身内の病気をきっかけに食事の大切さを痛感し鶏肉のパワーに関心を持つようになりました。鶏の胸肉を大量の野菜の上にトッピングしたサラダを毎朝夫婦で食べる生活を、かれこれ10年以上続けています。「疲れにくくなったし、良く眠れるようになりました。とにかく気持ちが前向きで仕事もプライベートも色々なことに挑戦してきた10年でした。もちろん個人差はあるものの、鶏肉の成分イミダゾールジペプチドはすごい。これが10年以上鶏胸肉を毎朝食べてきた実感です」

 

野菜が5~6種、果物は3~4種、鶏の胸肉、海藻が定番です。ドレッシングは、飽きないようにみりん、醤油、米酢、ポン酢、オリーブオイル、ゴマ油などを日替わりで使用しています。

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「今でこそ体が勝手に動くようにスムーズに作れますが、このサラダ結構手間がかかるのです」と春原。作り方としては、まず鶏胸肉1枚をレンジで加熱して粗熱を取り、冷ましている間に果物や野菜を切ったり茹でたりして大皿に盛り付けます。鶏胸肉の味は基本同じですので飽きがこないように日替わりでドレッシングを手作りします。胸肉の粗熱が取れたら手で細かく裂き、野菜の上にトッピングしてドレッシングを回しかけます。もちろん朝食のメニューはサラダだけではなく、ごはん、味噌汁、玉子焼き、焼き魚なども加わります。朝の忙しい時間帯にこれだけ食事の準備に時間をかけられる人がどれだけいるだろうか?

この思いが、調理なしでイミダゾールジペプチドを美味しく摂ることができる「イミダメイトⓇエールクッキー」を開発するきっかけとなりました。

機能性表示食品としての鶏肉

最近ではサプリメントだけでなく、「イミダゾールジペプチド」を多く含む鶏肉そのものが「機能性表示食品」として販売されています。機能性表示食品とは、事業者が科学的根拠など必要な情報を消費者庁に届け出ることで健康の維持や増進に役立つ機能性を表示できる食品のことをいいます。

イミダゾールジペプチドは、化学合成品ではなく天然成分です。動物や魚の筋肉組織に含まれ、100gあたり牛肉には265mg、豚肉には833mg、鶏のむね肉には、1223mgのイミダゾールジペプチドが含まれています。

「イミダゾールジペプチド」の推奨摂取量は200mg~400mgと言われています。サプリメントで補うだけでなく、ぜひ毎日の食事にイミダゾールジペプチドを取り入れて生涯現役を目指しましょう。