最近DHAのテレビCMや新聞広告をよく目にしますよね。「血液サラサラ成分DHA」や「人の名前が出にくくなったらDHA」などのフレーズもよく見かけます。「本当ならば夢のような成分だけどDHAってどうしてそんなに効果があるのだろう?」と素朴な疑問をもたれる方も多いのではないでしょうか。今回のブログではそんな疑問に微力ながら答えさせて頂きたいと思います。
Q1 なぜDHAはこんなに注目されているの?
- A. 1972年の疫学研究*1により、魚類やアザラシなどのDHAを多く含む食事を摂っているグリーンランドに住むイヌイットを調査したところ、デンマーク在住の白色人種と比べ血中脂質やコレステロール、中性脂肪が低く、動脈硬化や心臓病などの循環器系疾患が極端に少ないことが判りました。これを機にDHAやEPAについて数多くの大規模な研究が世界中でなされ、現在に至ります。
(*1人間集団を対象に健康に関わる要因を明らかにする学問)
Q2 なぜDHAを摂取すると血液がサラサラになるの?
- A. 牛や豚などの体温の高い動物の脂肪は、常温(25℃)で固まってしまいますが、海で生活する魚の脂肪(DHA)は、低温でも固まりにくい性質を持っています。私たちの体にDHAが入ると、この「固まりにくい性質」によって細胞膜の流動性が高まり、赤血球が柔らかくなり血液がサラサラになるのです。
Q3 1日1,000mg以上の摂取が推奨されているDHAだけどたくさん摂って副作用はあるの?
- A. 重大な副作用は知られていません。血液をサラサラにして血栓を予防する効果があり、血が止まりにくくなるという側面もありますので、血栓の発生を抑える薬を服用されている場合は医師に相談してください。
厚生労働省は、健康維持のためには1日1,000mg以上のDHA摂取を推奨しています。
イオンベール化粧品では、青魚特有の臭みを全く感じさせない特許製法の「無臭DHAサプリメント」と普段の料理に混ぜてDHAが自然に摂れる「高濃度DHAパウダー」を販売していますので魚の臭いが苦手な方、毎日は魚を食べない方はぜひお試しください。